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Zoom、シンガポールに東南アジア初のデータセンターを開設

 Zoom Video Communicationsは、シンガポールにデータセンターを開設しました。 これは同社として初の東南アジアの施設となります。

 4月、シンガポール当局は、ハッカーがセッションに参加してわいせつな画像を投稿した事件を受けて、家庭での教育用途でアプリの使用を一時的に停止しました。シンガポール当局はその後テレビ会議アプリの禁止を撤廃し、現在では400以上のシンガポール国内の学校がZoomを使用しています。

 ZoomのインターナショナルヘッドであるAbe Smith氏は火曜日のバーチャルブリーフィングの席でブルームバーグにこのニュースを明らかにしました。同社は、シンガポールの経済開発委員会の協力を受け、新しいデータセンターを設置しましたが、それが新しい施設なのかホールセール用スペースなのかは明確ではありません。

 Covid-19のパンデミックに伴い、オンライン会議プラットフォームの使用量は急増しました。この増大する需要に応えるために、同社は主にAmazon Web Servicesを基盤として使用してきましたが、現在は同社のデータセンター・ポートフォリオを拡大しています。

ニュース提供元:データセンターカフェ

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