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Alibaba、クラウドインフラ事業に今後3年間で280億ドルの投資を計画

 アリババは今後3年間でクラウドインフラ事業に2,000億元(282億ドル)を投資する計画です。

 データセンター、オペレーティングシステム、サーバ、チップ、およびネットワーク全体への投資は、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)に伴う在宅注文などのクラウド利用の急増を受けて実施されます。

巨大拡張

 Alibaba Cloud IntelligenceのJeff Zhang社長は、声明のなかで、「Covid-19パンデミックは、セクターの経済全体に更なるストレスをもたらしたが、それは我々にデジタル経済への注力を促している。」と語っています。

 急成長している事業の1つであるアリババのクラウド部門は、第4四半期の収益が107億元(15億ドル)に達し、62%も増加しました。

 調査会社のCanalysによると、アリババは中国のクラウド市場で46.4%のシェアを占めており、APACのクラウド市場でトップのシェアを占めているとしています。

 同社は全世界で21のリージョンと63のアベイラビリティーゾーンを運用していますが、アジア圏以外の市場への進出は限定的です。また同社は、AI推論チップRISC-Vハードウェアに対し多額の投資を行っています。

 「クラウドは将来的にアリババの主要な事業になると思う。」とCEOのDaniel Zhang氏は2018年にCNBCに語っていました。

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ニュース提供元:データセンターカフェ

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