プレスリリース

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Dimension Dataによる豪州Oaktonの買収成立について

 日本電信電話株式会社(代表取締役社長:鵜浦博夫)の子会社であるDimension Data Holdings plc(CEO:Brett Dawson、以下「Dimension Data」)は、Oakton(CEO:Neil Wilson)の買収成立を、本日発表いたしました。

 Dimension Dataは、豪州現地法人のDimension Data Australiaを通じて、豪州のテクノロジー、コンサルティングサービス企業であるOaktonの株主に対して2014年8月に買収提案を行い、全株取得に向けた手続を進めて参りました。その後、同年10月31日に開催されたOakton株主総会において、Dimension Data Australiaによる買収提案について、99.46パーセントの株主が賛成し、その後、同年11月7日のヴィクトリア州最高裁判所による承認を経て、今般、本買収が成立しました。買収金額は、総額171百万豪ドル(約168億円)です。

 Dimension Data Australia のRodd Cunico CEOは、「Oakton買収は、顧客がデジタル企業への転換を機に事業構造を変革していく際に、彼らが直面する課題を解決していくという我々の戦略に合致しています。Oaktonの高いコンサルティング能力を、Dimension Dataが有するICTインフラ統合、クラウド、アウトソーシングサービス分野における専門知識と融合することで、お客様に対してエンド・ツー・エンドのビジネス・ソリューションを作成、提供、管理することが可能となります。Oaktonの約1,200名の人材とDimension Dataの約1,900名の人材を合わせることで、我々はオーストラリアにおけるDimension Dataのプレゼンスを60%以上拡大するとともに、スキルやケイパビリティを大幅に拡張させます。つまり、本件はオーストラリア市場における競争環境を大きく変革しうるものです。」と述べました。

 OaktonのNeil Wilson CEOは、「Dimension DataとOaktonは、サービス提供能力とフットプリントについて補完的な関係にあり、Oaktonの現在の事業戦略に変化を与えることはありません。過去18ヶ月間にわたる私たちのパートナーシップは非常に成功しており、同じグループの一員となることで、我々の市場でのポジショニングを高め、更にシェアを獲得する機会を得ることができます。私は、Dimension Dataと共に、顧客の現在および将来のビジネス課題を解決するためにイノベーションを推進し続けることを楽しみにしています。同じテーブルにつくことで、両社の思考が結びつき、お客様がビジネスのやり方を変革するための、戦略的な機会を切り開くことが出来ると考えています。」と述べました。

■Dimension Data
1983年設立(本社:南アフリカ)、2010年よりNTTグループ。世界58カ国でICTサービスを幅広く提供するICTソリューション・提供事業者

■Oakton
1988年設立(本社:オーストラリア)。幅広い業界の大手企業を顧客に持つ、テクノロジー、コンサルティングサービス提供事業者。
企業サイトURL:http://www.oakton.com.au