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SCSKとのれん、コンテンツ・マネジメント・システム分野で協業
(2014/5/27 14:45)
プレスリリース
SCSK株式会社
株式会社のれん
SCSKとのれん、コンテンツ・マネジメント・システム分野で協業
~「NOREN」販売代理店契約を締結~
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英、以下SCSK)は、アシストグループの株式会社のれん(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝田 誠、以下のれん)と販売代理店契約を締結し、のれんが提供するコンテンツ・マネジメント・システム(以下CMS)「NOREN6」の販売を2014年5月27日から開始します。
1.背景
多くの企業では、Webサービスの事業環境に果たす役割が広がっており、安定した迅速なサービスや運用も含めた強力な顧客支援体制が一層求められています。また、昨今のWebサイト構築では、レスポンシブデザイン(*1)でのスマートフォン、タブレットへの対応やデジタルサイネージへのコンテンツ配信などオムニチャネルへの対応、基幹系システムとの連携要件や業務フローの見直しなど、従来のWebサイト・リニューアルとは異なり、業務システム構築の要素が強くなっています。
このようなニーズに対し、SCSKでは業務システム構築のみならず、Webサービスが本来持っている効果や訴求力を最大限引き出すため、Webコンサルティングから開発・運用までのフルラインサービスを「WEBSAS(ウェブサス)」というブランドで提供しています。
一方、のれんは「NOREN」を静的CMS製品として、企業サイト(コーポレートサイト)を中心に提供してきました。最新版の「NOREN6」では、リクエストベースでコンテンツを表示するリアルタイム配信機能を追加実装し、BtoCサイトや会員サイトなどコンシューマー向けサイトが求める、サイト訪問者個別での最適な情報提供を可能にしました。また、コンテンツ配信基盤としてオムニチャネルに対応するなど、昨今の企業ニーズに応える製品になりました。
このたび、SCSKのWebソリューション事業に新たに「NOREN」を加えることで、デジタル・マーケティング分野での提供ソリューションを強化し、お客様のさまざまなニーズに幅広く対応します。
*1 レスポンシブデザイン・・・Webデザインの手法の一つで、さまざまな種類の機器や画面サイズに単一のファイルで対応すること
2.「NOREN」とは
「NOREN」は、2002年の販売開始から現在に至るまで、さまざまな業種・業態で500社超の企業に採用されています。最新バージョンの「NOREN6」では、お客様の要望を反映し100の新機能が追加されました。静的CMSの強みである安定性やセキュリティ性はそのままにDynamicモジュールを搭載し、これまでの高いパフォーマンスを維持したまま、BtoCサイトやECサイトの構築も可能にします。さらに、1ページ内で静的と動的(リアルタイム配信)を組み合わせた利用も可能です。
<主な追加機能>
・コンテンツ管理に必要な機能を標準装備し、1つのコンテンツをコーポレート・サイト、グループ・サイト、ECサイトなどへ展開するだけでなく、スマートフォンやタブレット端末への対応も可能な「ワンソース・マルチユース・マルチデバイス」を実現
・「NOREN6」の各モジュールを複数サーバーに分けて配置し、膨大なコンテンツを管理するWebサイトにおいても、高いパフォーマンスを維持できる「分散アーキテクチャー」を採用
・商品マスタDBなど外部データベースからのコンテンツ要素を同期でき、「NOREN6」に登録されたデータはデータベース、CSV、XML、HTMLといったさまざまなデータ形式で出力できるため、多種多様なマーケティング・ツールとの連動も可能
<価格>
最小構成200万円(税別)~
製品に関する詳細は以下URLよりご覧いただけます。
SCSKサイト:
http://www.scsk.jp/product/common/noren/
のれんサイト:
http://www.ashisuto.co.jp/product/category/cms/noren-content-server/
3.販売目標
「NOREN6」を含むWebソリューション事業で、約20億円の売上規模を目指します。また、CMS分野で年間国内販売額No.1(*2)の「NOREN」とSCSKが従来から展開するWebソリューション事業「WEBSAS」の融合により、デジタル・マーケティング分野でのビジネスニーズに対し、Webサービスが持つ効果や訴求力を活かしたサイト構築を強力に支援していきます。
*2 2012年実績値 [出典:株式会社富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2013年版」発刊:2013年7月10日]