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フリービット、「IBM XIV Storage System」を導入し、クラウド基盤の可用性を向上

2014年5月19日

フリービット、「IBM XIV Storage System」を導入し、クラウド基盤の可用性を向上
~一元的なストレージ管理を実現し、クラウド基盤のストレージの管理に要する時間を半減~

日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO 石田 宏樹、以下:フリービット)がクラウド基盤に高い性能と可用性を提供するIBMのハイエンド・ディスク・ストレージ「IBM (R)XIV Storage System」を同社のクラウド基盤に導入したことを発表します。

フリービットは、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)向けの技術インフラ提供事業や、クラウド基盤「フリービットクラウド」、消費者向けのスマートフォン・キャリア事業「freebit mobile」などを展開しています。フリービットのクラウド・サービスは、国内の8割を超えるISPへのインフラ提供や全国をカバーするGigabitイーサネット網などの高品質なインターネット技術を強みに、3000社を超える法人に提供し、現在、99.99%の稼働率を保証しています。

昨今のクラウド活用の拡大を受けて、お客様の重要な業務を支えるクラウド基盤で万が一障害が発生した場合の影響はさらに大きくなっています。ストレージ・システムで障害が発生すると、長時間にわたるサービスの停止を招き、利用者のビジネスに大きな影響を及ぼしかねません。また、CPUやメモリーとは異なり、ストレージはリソースを集めて可用性を高めるといった方法がとれず、かえって障害ポイントを増やすことになります。そのため、フリービットは冗長性、自己修復機能、迅速な再構築機能によって高い信頼性と可用性を実現する「IBM XIV Storage System」の導入を決定しました。

「IBM XIV Storage System」は、ハードウェアおよびストレージの制御ソフトウェアを二重化するとともに、データをすべてのディスクに分散して書き込み、障害が発生した際には自動的に復旧することができるため、クラウド基盤に最適な、高い信頼性と可用性を提供するストレージです。今回、1台のストレージ装置で一元的に管理することで、ストレージの管理に要する時間を既存のシステムと比較して50%削減することを見込んでいます。また、複数のストレージを組み合わせても拡張しなかった性能は、数100TB規模の運用にも対応し、10分の1のスペースで2倍の性能向上を実現しました。これによって、利用状況の監視、性能の確認など拡大するクラウド基盤の運用管理やサポートの効率化を実現するとともに、データセンターのさらなる拡張への対応が可能となりました。

フリービットは今後、同社のクラウド・サービスの可用性を100%に高め、無停止を目指します。

フリービット株式会社については、以下のURLを参照ください。
http://www.freebit.com/

以上

<製品情報>
IBM XIV Storage System
http://www.ibm.com/systems/jp/storage/products/disk/xiv/

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http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。