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マカフィー、データセンター向け不正侵入防止製品に80Gbpsソリューションをラインナップ

※当資料は、2012年5月8日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

Press Release

マカフィー株式会社
2012年5月9日

マカフィー、データセンター向け次世代ネットワーク不正侵入防止ソリューション
「McAfee Network Security Platform」にスケーラブルな80Gbpsソリューションをラインナップ

 

~データセンターのIPSパフォーマンスを飛躍的に向上~


セキュリティ・テクノロジ専業のリーディングカンパニー、McAfee, Inc.(以下、マカフィー)は2012年5月8日、ラスベガスにて開催されたInterop Las Vegas 2012において、データセンター向け次世代ネットワーク不正侵入防止ソリューション「McAfee Network Security Platform」(マカフィー ネットワーク セキュリティ プラットフォーム)の新機能を発表しました。今後順次機能強化として提供される新機能に加え、既存製品で最も性能の高いネットワークIPSソリューションと比較してさらに高性能、かつスケーラブルな新モデルで最大80GbpsのIPSソリューション、XC Cluster(XC クラスター)が搭載されています。物理、仮想化、クラウド環境における高度な脅威対策を提供し、データセンター、通信企業のコアネットワーク、サービスプロバイダーのネットワークにおけるプライベートクラウドのニーズに対応します。

 

NSS LabsのCTO、ヴィクラム・ファタック(Vikram Phatak)氏は次のように述べています。
「組織においてネットワークのキャパシティが増加していることを背景に、高スループットなセキュリティソリューションへのニーズが高まっています。そのためNSS Labsでは実際と同じ条件下で、防御を妥協することなく発揮できるパフォーマンスの最高値を確認するため試験を重ねてきました。『McAfee Network Security Platform』XC Clusterに対して厳格なネットワークIPS試験を行ったところ、95%の総合的な保護レートを保ちつつ72Gbps以上のトラフィックの実現に成功しました」

データセンターのサーバー環境は高密度化が進んでおり、高いスイッチング、ルーティング機能が求められています。またパフォーマンスとセキュリティの問題は困難で、組織はパフォーマンスを優先させるためにセキュリティを制限することもあります。しかし今日の脅威環境では、パフォーマンスのためにセキュリティを犠牲にすることはできません。また、ネットワークがよりダイナミックになるにつれて、可視性や管理も大きな懸念となっています。こういった課題に対し、マカフィーは新しいXC Clusterソリューションによって独自に対応します。

新しい「McAfee Network Security Platform」XC Clusterは、最大80Gbpsのスループット、同時接続数は3,200万まで拡張が可能な高性能ソリューションです。最新の「McAfee Network Security Platform」は、以下のような次世代ネットワークIPS機能を提供し、組織の成長に合わせた拡張が可能です:

・通信企業やサービスプロバイダーに有用なマルチテナンシー
「McAfee Network Security Platform」には、サービスプロバイダーの環境に細やかに合わせたマルチテナンシーオプションが用意されています。ひとつのアプライアンスに最大1000件の仮想IPSポリシーを作成することができ、モバイルサービスプロバイダー向けの機能といった細やかなポリシー管理を独自のルール設定機能で実現し、顧客やサービスに合わせたネットワークポリシーの管理が可能です。

・仮想環境の検査
今後「McAfee Network Security Platform」では、将来的に「VMware vShield API」を介した仮想環境の検査が可能となります。「VMware vShield API」は物理的に設置された場所に関係なくポリシーを施行できるため、VCenterツールを使用し、仮想環境下でネットワークセキュリティを統合することができます。

・ビヘイビアベースの脅威検出
仮想アプライアンスである新しい「Network Threat Behavior Analysis」(ネットワーク スレット ビヘイビア アナリシス)は、レイヤー7の豊富な情報などネットワークのフローデータを活用してIPSの可視化機能を強化します。複数のネットワークアプリケーションフローを関連づけ、ネットワーク内の脅威をより詳しく把握することにより、脅威やアプリケーションの動作を時間ベースで分析することができます。

「McAfee Network Security Platform」の新センサー、及び「Network Threat Behavior Analysis」は2012年7月ごろから日本での提供を予定しており、2012年5月9日から11日まで開催される第9回情報セキュリティEXPO春で参考展示されます。

■マカフィーについて

マカフィーは、インテル・コーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、セキュリティ・テクノロジ専業のリーディングカンパニーです。世界中で使用されているシステム、ネットワーク、モバイルデバイスの安全を実現する革新的なソリューションとサービスを提供し、ユーザーのインターネットへの安全な接続、webの閲覧およびオンライン取引の安全を確実に支えています。マカフィーは、他の追随を許さないクラウドベースのセキュリティ技術基盤Global Threat Intelligence (TM)(グローバル スレット インテリジェンス)を活用して、革新的な製品を送り出しています。個人ユーザーをはじめ、企業、官公庁・自治体、ISPなど様々なユーザーは、コンプライアンスの確保、データの保全、破壊活動の阻止、脆弱性の把握を実現し、またセキュリティレベルを絶えず管理し、改善することができます。詳しくは、http://www.mcafee.com/jp/をご覧ください。

マカフィーでは、セキュリティに関するさまざまな研究成果や調査結果をweb上で公開しています。詳しくは下記ページをご覧ください。
http://www.mcafee.com/japan/security/publication.asp

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2012/5/10 06:00