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Jストリーム、EMCのスケールアウトNAS「アイシロン」を動画配信サービスの基盤システムに採用

2011年12月1日
EMCジャパン株式会社

Jストリーム、EMCのスケールアウトNAS「アイシロン」を
動画配信サービスの基盤システムに採用
データ・アクセスの分散化によりアクセス性能を向上し運用コストを最小化

2011年12月1日、東京発:
EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山野 修、URL:http://japan.emc.com/ )は、株式会社Jストリーム(略称:Jストリーム、本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:白石 清、URL: http://www.stream.co.jp/ )が、動画配信および動画ライブラリ・システムにEMCのスケールアウト(*1)NAS「EMCアイシロン」を採用し、アクセス性能の向上、運用コストの最小化を実現したことを発表しました。

Jストリームでは、動画配信サービスや動画ライブラリ・システムにおいて、これまでスケールアップ(*2)型のストレージを使用していました。しかし、動画データを保管する際、論理ボリュームの最大サイズが小さいため、常に複数のボリュームを組み合わせる必要があるなど、運用工数の増大が課題となっていました。また、必要なディスク容量の確保に多くのラックスペースが必要で、消費電力の増加による運用コストの増大も新たな課題として浮上してきました。Jストリームは、動画コンテンツの増加や高精細化、マルチデバイス化などを背景に急速に増え続ける動画データの保管に最適なストレージへの移行を検討しました。主要なNAS製品を比較・検討した結果、高いアクセス性能や拡張性、可用性、堅牢性、データ保護機能、ディスク容量あたりの消費電力が業界最小クラスである点などを評価し、EMCのスケールアウトNAS「アイシロン」を採用しました。

スケールアウトNAS「アイシロン」を活用した新システムでは、データが各ノードに分散され、ストレージへの高いアクセス性能が実現しました。特に、アクセス負荷の高い動画ライブラリ・システムでは、運用管理者の待ち時間を短縮し、かつ運用コストの最小化を可能にしています。さらに、動画ライブラリ・システム向けのストレージを2カ所のデータセンターに設置し、クラスタ間でデータを同期することで、複数の拠点からの配信が可能となりました。データ保護強度が確保されたことで、ディザスタ・リカバリ対策も高いレベルで実現しています。

スケールアウトNAS「アイシロン」は、さまざまなソフトウェアとの組み合わせにより、ストレージ・クラスタ間で自動階層化が実現可能で、ストレージ基盤全体を最適化できます。
Jストリームでは、動画保管用のストレージ基盤として「アイシロン」の導入をさらに広げていく計画です。

本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
http://www.isilon.co.jp/2011/11/30/4596/

*1 スケールアウト:必要に応じてシステムにノードを追加し、リソースなどを柔軟に割り当てる方法を示す。
*2 スケールアップ:システムの単一のノードにCPUやメモリ、ハードディスクを追加、またはハードウェア自体の買い換えを示す。

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■株式会社Jストリームについて

株式会社Jストリームは、PC、携帯電話、スマートフォンをはじめとした各種インターネットデバイス向けに動画配信やリッチコンテンツ配信サービスの提供をしています。http://www.stream.co.jp/

■EMC ジャパン株式会社について

EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。http://japan.emc.com/

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EMC、EMC2、Isilonは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。
これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。
その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

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2011/12/2 06:00