ジュニパーネットワークスのEXシリーズ、双日のネットワーク基盤に採用
ジュニパーネットワークス(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 細井 洋一、以下 ジュニパーネットワークス)は本日、双日株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 加瀬 豊、以下 双日)の社内のネットワーク基盤に、イーサネットスイッチ「EXシリーズ」が導入されたことを発表しました。
国内7カ所、海外91カ所に拠点を置き、グローバルに事業を展開する総合商社である双日では、ERP(統合基幹業務システム)の整備に加え、国内および海外の全社規模で、経営管理情報を提供するシステム基盤の整備をプロジェクトとして進めていました。双日本社ビルのネットワーク機器は運用開始から10年を経過しており、このシステム基盤に対応可能な進化した柔軟なネットワークの整備が必要でした。そのため双日は、本社内基幹LANの刷新に着手しました。
機器の選定においては、既存ネットワークの一部を継続利用する方針としたため、既存機器との相互接続性を重視しました。この要件をもとに複数社の製品を比較検討した結果、必要要件を満たし、高い可用性や製品への信頼感を評価し、サーバファームに「EX4200シリーズ」、各フロアにエッジスイッチやIP電話機などを収容する「EX2200シリーズ」の導入を決定しました。 また、「EX4200シリーズ」に搭載されているジュニパーネットワークス独自の仮想化技術であるバーチャル・シャーシ機能により、擬似障害時の切り換えがスムーズに行えたことなども導入の決め手となりました。
「EXシリーズ」の導入にあたり、双日では導入前年より実機を使用した接続検証を繰り返し行いました。導入は2010年7月より複数回に分けて行いましたが、各フロアへの導入に先立ち、一部フロアを選定して先行導入を実施しました。これにより、既存ネットワークからの移行手順の確認や、運用方法の確立などを行い、本番導入後に問題が生じた場合でも、迅速なリカバリーが可能な体制を整え、2010年9月から全面稼働を開始しました。
「EXシリーズ」の導入により、既存機器を有効活用したLANシステムを構築し、効率的な機器投資を実現しました。これに加え、バーチャル・シャーシ機能により、万が一障害が発生した場合でもバックアップ機に即座に切り替えられ、サーバーアクセスを継続できるなど、事業継続計画(BCP)の観点からも有効な高い可用性を確保しています。
双日の情報企画部 部長 伊地知 俊一氏は次のように述べています。「ビジネス環境の変化に対応するため、当社でもどこでもネットワークにアクセスできるタブレット端末を導入するなど、ネットワークの拡張性が重要になります。今後のネットワーク基盤強化においても、ジュニパーネットワークス製品に期待しています」
■双日について双日は、国内7カ所、海外91カ所に拠点を置く総合商社で、機械、金属・エネルギー、化学品・機能素材、生活産業などの分野でグローバルに事業を展開しています。(2011年3月31日現在)
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