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F5の仮想アプライアンスを導入し、NTTPCが高可用性のクラウドオプションサービスを実現

ニュースリリース

                             2011年3月30日
                   F5ネットワークスジャパン株式会社

F5の仮想アプライアンスを導入し、NTTPCが
低コストで高可用性のクラウドのオプションサービスを実現

NTTPCが「WebARENA Symphony 仮想環境構築サービス」に
F5の仮想アプライアンスBIG-IP LTM VEを導入し、高い価格競争力を獲得

F5ネットワークスジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長崎 忠雄、以下F5)は、株式会社エヌ・ティ・ティ ピー・シー コミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 井上 裕生、以下NTTPC)が、同社が提供するプライベートクラウド「WebARENA(R) Symphony 仮想環境構築サービス」に、F5(R) の BIG-IP (R) Local Traffic Manager (TM)Virtual Edition (以下、BIG-IP LTM VE)を導入し、低コストで信頼性と可用性の高いオプションサービスを実現したことを発表します。

NTTPCの「WebARENA Symphony 仮想環境構築サービス」は、VMwareの仮想化技術を使ってビジネスICTインフラを構築し、高信頼性のネットワークと運用力により、お客様のICTコスト削減と運用負荷低減を実現するクラウドサービスです。同社は、これまでロードバランシングが必要な際には、物理アプライアンスを導入していましたが、初期費用が高額になることが課題のひとつでした。そのため、ビジネス規模に応じて柔軟に拡大していけるというクラウドサービスの効果が十分に発揮できない状況にありました。

F5のBIG-IP LTM VEは、物理アプライアンスであるBIG-IP Local Traffic Manager(以下、BIG-IP LTM)の機能を保持しながら、高い費用効率をお客様に提供する仮想アプライアンスです。そのため、NTTPCは、自社のクラウドサービス提供において、競争力が高いアプリケーション配信機能の提供ができるようになりました。また、BIG-IPの物理と仮想のアプリケーションに互換性があるため、検証機を購入することなく、仮想アプライアンスの評価版をダウンロードするだけで、事前検証した設定を本番で利用が可能になったことも、コスト削減と運用の簡素化を実現しました。

NTTPCは、BIG-IP LTM VEの以下の点を評価し、自社の仮想環境構築サービスに採用しました。

・物理環境で利用実績が多く、蓄積してきたノウハウの有効活用が可能
-システム設計、構築、運用が迅速に実現
-物理BIG-IP用の運用手順書の流用が可能

・優れたトラフィック処理技術
-ショートパケットの処理に強く、携帯電話向けのサービスで有効
-携帯電話向けコンテンツを提供する企業に、携帯電話との通信で高いパフォーマンスを提供
-iRules によりお客様の多様なニーズに柔軟に対応可能

・サービス利用者からの要望
-物理環境と同様のサービスを使用したいというお客様からの多数の要望

NTTPCのBIG-IP LTM VE導入事例については、下記URLからご参照ください。
http://www.f5networks.co.jp/product/casestudy/ve/01.html

NTTPCのWebARENA Symphonyについての詳細は、下記URLからご参照ください。
http://web.arena.ne.jp/symphony/virtual/index.html

BIG-IP LTM VEについての詳細は、下記URLからご参照ください。
http://www.f5networks.co.jp/shared/pdf/BIG-IP_VE_datasheet.pdf

平林 実氏
(株式会社NTTPCコミュニケーションズ データセンタ事業部事業部長)
「当社では、高い信頼性のサービスをより低コストで提供します。多くの導入実績を誇るF5のBIG-IPの仮想アプライアンス、BIG-IP LTM VEの導入により、当社は従来の運用におけるノウハウを活用しながら、より柔軟な対応が可能になり、よりコスト効果の高いサービスをお客様に提供できるようになりました。当社のビジネス拡大に対するF5の支援に感謝します」

■NTTPCについて

NTTPCコミュニケーションズは、1985年の設立以来、ネットワークを中心としたビジネスインフラの提供を続けてきました。現在、インターネットやVPNのネットワーク事業、そしてデータセンター事業を中心として、これらを組み合わせたソリューションを展開、数多くの企業のビジネスを支えており、また近年ではモバイル向けサービスとの組み合わせにも取り組んでいます。

■F5ネットワークスについて

アプリケーション・デリバリ・ネットワーキング(ADN)の分野におけるグローバルリーダーであるF5ネットワークスは、安全性と信頼性のある高速アプリケーション配信の実現を重点的に手がけています。F5の柔軟なアーキテクチャ・フレームワークにより、コミュニティ主導型のイノベーションが可能となり、組織はITの俊敏性を向上させるとともに、真のビジネス価値を生み出すサービスの動的な配信を促進できます。統合アプリケーションおよびデータ配信におけるF5のビジョンが、ADNソリューションの導入にあたり、いまだかつてない幅広い選択肢をお客様に提供します。これにより、アプリケーション配信の合理化とコストの削減を図り、アプリケーション、サーバ、ストレージ、ネットワークリソースの管理方法を再定義します。世界中の企業組織、サービスプロバイダ、クラウドプロバイダ、Web 2.0コンテンツ プロバイダが、ビジネスの進展を継続させるF5に信頼を寄せています。F5に関する詳細は、www.f5.com をご覧ください。

F5ネットワークスジャパン株式会社は、2000年の設立以来、日本市場での販売、サポート、コンサルティングおよびトレーニングなどのサービスを、ビジネスパートナー様を通じ展開しています。国内3,000社を超えるお客様が、F5の提供するアプリケーション・デリバリ・ネットワーキング・ソリューションを活用されています。
F5ネットワークスジャパンに関する詳細は、www.f5networks.co.jp をご覧ください。

F5、BIG-IPおよびLocal Traffic Managerは、米国およびその他の国におけるF5 Networks, Inc.の商標またはサービスマークです。その他、本文中に記載のすべての社名および製品名は、各社の商標です。

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2011/3/30 17:01