王将フードサービス、手のひら静脈認証技術を採用した入退室システムを導入
株式会社王将フードサービス
富士通株式会社
王将フードサービス、手のひら静脈認証技術を採用した入退室システムを導入
富士通の安心安全ソリューションにより、食の安全への取り組みを強化
株式会社王将フードサービス(本社:京都市山科区、社長:大東隆行、以下、王将フードサービス)は、同社における食の安全への取り組みを強化するための一策として、富士通株式会社(本社:東京都港区、社長:山本正已、以下、富士通)の手のひら静脈認証技術を採用した入退室管理システム「SGシリーズ」を同社の主力工場の一つである久御山工場(京都府久世郡)に導入しました。
お客様に安全で良質な食を提供するために品質管理と衛生管理を徹底している王将フードサービスは、富士通社製の高精度で本人を確認する手のひら静脈認証装置を採用し、工場への不審者の侵入を確実に防止するとともに、万が一の事故発生時の早期かつ正確な原因特定を行える仕組みを構築しました。
王将フードサービスは、大衆中華料理店「餃子の王将」による直営店舗、およびフランチャイズ加盟店への食材の販売により全国展開を行っています。王将フードサービスは、お客様に安全で良質な食を提供するために、品質検査に合格した食材のみを厳選して使用し、食材は工場から毎朝新鮮な状態で各店舗に配送する日配システムや、各店舗での手作り調理へのこだわりと調理過程をお見せすることで安心とお客様を飽きさせず活気とエンターテイメント性を提供できるオープンキッチンを採用しています。品質と鮮度にこだわり素材のままの食材を店舗へ日配し、店舗での仕込みと店舗調理にこだわり、個店ごとのオリジナリティーを重視する王将フードサービスは、看板商品の“餃子”の具と皮だけは創業以来、工場での一貫生産を続けてきました。食の安心・安全が一層求められる現在において、人為的事故を回避することへの取り組み、環境整備により、品質管理をより強化する仕組みを構築したいと考えられていました。
そこで、富士通と富士通ビジネスシステム(本社:東京都文京区、社長:古川章)は、王将フードサービスの餃子を生産する久御山工場の入退室システムとして、富士通の手のひら静脈認証技術を採用した入退室管理システム 「SG シリーズ」を工場のエリアごとにきめ細かく12箇所に設置し、生産現場の安全を守るシステムを構築しました。王将フードサービスは、より高度で精度の高いセキュリティ環境を構築するため、当社の手のひら静脈認証技術による確実な本人認証システムの採用を決定し、また、既存の画像監視システムとあわせて、工場の各エリアにおける入退室を厳格に管理しています。
王将フードサービスでは、今後もお客様に安全で良質な食を提供するための取り組みの継続、強化を予定しており、今回のシステムを、九州工場(福岡市東区)をはじめとする他工場に展開する予定です。
■入退室管理システム「SGシリーズ」 について「SG シリーズ」は、富士通の手のひら静脈認証技術による最高水準のセキュリティを採用した入退室管理システムです。鍵やカードなどによる管理では、紛失した場合に、他人の不正使用を防ぐことが困難です。手のひらは静脈の本数が多く、複雑で他の生体情報に比べて個人を認識する情報量が豊富なため偽造やなりすましを高い確率で防ぐことができます。そのため、お客様の業種を問わず、確実な本人確認が必要な重要なエリアで多くの導入実績があります。
富士通は、お客様の資産を大切に守り、徹底した見える化と利便性向上への取り組みによりお客様の企業価値向上を支援する、安心安全ソリューション「SafetyValue(セーフティバリュー)」を提供しています。富士通は、今後も、入退室管理システムをはじめとする安心安全ソリューションの提供により、お客様の課題を解決し、お客様のビジネスに貢献していきます。
■商標について記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
「SGシリーズ」紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/safety/physicalsecurity/access-control-system/sg/
安心安全ソリューション「SafetyValue」紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/theme/security/