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セイコーシンスツル、イーサネットマネージドデバイス「SmartENU」「SmartEMT」を製品化

2010年6月7日

イーサネットマネージドデバイス「SmartENU」「SmartEMT」を製品化
クラウド時代のネットワークを監視・診断

 セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:新保雅文、本社:千葉県千葉市)の100%出資子会社でネットワーク機器の開発、製造、販売を行っているエスアイアイ・ネットワーク・システムズ株式会社(以下:SIINS、社長:吉岡隆一、本社:千葉県千葉市)は、クラウド時代に不可欠なネットワークの状態監視のニーズに応え、さらに性能診断も実現するイーサネットマネージドデバイス「SmartENU」「SmartEMT」を本年10月に発売します。

 SIINSでは、2010年6月9日(水)~11日(金)まで幕張メッセで開催される『Interop Tokyo 2010』に出展し、「SmartENU」「SmartEMT」の展示を行います。

 今やネットワークは社会活動、企業活動を支える生命線です。クラウドに代表されるネットワーク依存型サービスの普及により利用者やトラフィックが増大し、それに伴ってネットワークの障害も大規模化、複雑化しています。このためネットワークの状態監視や性能診断など「診える化」による運用管理レベル向上への期待が高まっています。

 イーサネットマネージドデバイス「SmartENU」「SmartEMT」は、ネットワーク内で監視メッセージを相互に交換。通信状態の収集ならびに通知を行うことで、サービス管理者にネットワークの稼動状況をリアルタイムに把握できる環境を提供します。最新の Ethernet OAM*1 技術に対応し、ネットワークの基盤であるイーサネットレイヤにおいて、疎通監視だけでなく、これまで難しかった遅延などの性能監視を実現しています。また、IPレイヤの監視では、複数のユーザ閉域網(プライベートIPネットワーク)の監視処理を1台の「SmartEMT」に集約することができます。この仮想IP機能により監視システムの収容効率が格段に向上します。

 本製品は、ネットワークサービス網内やサービスユーザ宅内に配備される「SmartENU」と、管理者側に設置される「SmartEMT」の2種類の機器で構成されます(図1参照)。「SmartENU」は、ネットワークにインライン接続され、通信経路上の監視ポイントとして機能します。さらに監視結果を利用したアクセス冗長や帯域制御などのトラフィック制御を行ないます。一方、「SmartEMT」は、ネットワーク内に数百~数千の規模で設置されている「SmartENU」を始めとするEthernet OAM対応機器、IP対応機器を対象にした監視処理を、高い収容効率で実現します。対象機器が「SmartENU」である場合、「SmasrtENU」が取得したトラフィック流量等の情報を「SmartEMT」を介して収集することができます。

【主な特徴】
1. 利用環境に合わせたシステム構成
 ネットワーク上の監視ポイントとして機能する「SmartENU」と、管理センター側で多数の監視対象を統合管理する「SmartEMT」で構成されます。組み合わせての使用はもちろん、用途に応じて単独で使用することも可能です。

2. Ethernet OAM規格に基づいたイーサネットレイヤの状態監視
 実績のあるEXAtraxII(NS-7500シリーズ)のEthernet OAM機能を拡張。イーサネットレイヤでのエンドポイント間の疎通監視、通信経路監視に加えて、遅延測定や伝送帯域測定などの性能診断が可能です。国際標準であるIEEE*2 802.1agならびにITU-T*3 Y.1731規格に対応しており、SIINS製品以外のEthernet OAM対応機器との相互接続性を確保しています。

3. 仮想IPによるIPレイヤの状態監視
 広域イーサネットサービスのように、複数のユーザ閉域網で構成されるネットワークでIPベースの状態監視を行う場合、従来はユーザ毎に個別の監視サーバを用意する必要がありました。「SmartEMT」を監視サーバに適用すると、仮想IP機能により、複数のユーザ閉域網を1台の「SmartEMT」に収容して監視処理を実施できるため、監視システムの利便性が飛躍的に向上します。

4. 付加サービスの提供
 「SmartENU」では、設置ポイントにおけるトラフィック流量等の統計情報を収集します。さらに監視結果を利用したアクセス冗長、QoS制御、LAN内監視といった付加サービス機能を順次提供していきます。「SmartEMT」ではネットワーク内に多数設置された「SmartENU」の一括管理をはじめとして、運用管理業務の省力化に寄与する機能を提供していきます。

【価格】
「SmartENU」(NS-3200シリーズ): オープンプライス
「SmartEMT」(NS-3710-10): オープンプライス

【発売予定】2010年10月

※1 Ethernet OAM( Ethernet Operation Administration Maintenance) イーサネット網の運用、保守管理機能。IEEE、ITU-Tで規格化されている。
※2 IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)電気電子学会。
※3 ITU-T(International Telecommunication Union - Telecommunication Standardization Sector) 国際電気通信連合の電気通信標準化部門

問い合わせ先
エスアイアイ・ネットワーク・システムズ株式会社
NS営業部
TEL: 043-211-1318(直)


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2010/6/7 17:23