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インフォサイエンス、統合ログ管理「Logstorage」とAzure Audit Logsを連携させるオプション

 インフォサイエンス株式会社は25日、統合ログ管理システム「Logstorage」のオプション製品として、Microsoft Azureの監査ログサービスである「Azure Audit Logs」に対応した「Logstorage Azure Audit Logs連携パック」を販売開始すると発表した。

 Logstorageは、さまざまなシステム上に点在するログを統合管理するためのソフトウェア。一方のAzure Audit Logsは、Azureアカウントの操作履歴を記録・出力するサービスで、Azure上で行った操作について、時間、ユーザー情報、接続元のIPアドレス、サービス名、操作内容などが記録される。

 今回提供される「Logstorage Azure Audit Logs連携パック」を利用すると、Azure Audit Logsが記録したログデータをLogstorageへ定期的に収集し、解析・分析を行うことが可能。意図していないIPアドレスからAzureアカウントにアクセスされていないか、仮想マシンが勝手に停止・削除されていないか、セキュリティポリシーが変更されていないか、といった利用状況を正確に把握できるようになる。

 これにより、Azure上のシステムでもコンプライアンス対応、セキュリティ分析、運用上のトラブルシューティングが実現できるため、監査への対応に有効活用していけるとのこと。

 「Logstorage Azure Audit Logs連携パック」の価格は10万円(税別)で、別途Logstorage本体のライセンスが必要となる。

石井 一志