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大塚商会、中小企業向け経営支援サービスで「データ分析報告サービス」を提供

毎月5社に無償提供

 株式会社大塚商会は16日、中堅・中小企業の経営者向けに提供している「経営支援サービス」のメニューとして「データ分析報告サービス」を開始すると発表した。

 経営支援サービスは、経営分析のプロフェッショナルが、顧客企業の経営の現状整理と改善アドバイスを無料で提供するサービス。

 新たに提供するデータ分析報告サービスは、企業内に存在する基幹データなどを中小企業診断士などの専門家が分析し、顧客企業の売上および生産性向上のアドバイスを行う。

 サービスでは、顧客企業の保有するデータを、Microsoft Azure Machine Learningを利用して分析し、Power BIやExcelなどの可視化ツールを利用して報告書を作成。顧客のデータ(販売/顧客データ、生産/在庫/購買データなど)を活用し、需要や売り上げなどの予測を行う。

 また、Microsoft AzureのCortana Analytic SuiteおよびIoT Suiteと連携し、画像認識、顔認識、音声分析などの認知技術と組み合わせて、顧客のIoTの本格導入や、将来的な人工知能やディープラーニングといった先端技術へのスケールにも対応する。

 大塚商会では、「データ分析サービス」の無償提供を、毎月5社限定で実施する。

三柳 英樹