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日本IBM、企業のMac導入・管理・運用支援サービス「IBM Managed Mobility Services for Mac」

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は16日、企業が利用するMacの導入・管理、運用支援などを行うサービス「IBM Managed Mobility Services for Mac(以下、MMS for Mac)」の提供を開始した。

 サービスは、IBM自身のMacの大規模導入経験に基づき、2015年8月にグローバルで発表されたサービスを、日本の顧客向けに日本語対応などを追加し、日本IBMから提供するもの。Macを業務に利用したいという企業ニーズの高まりや、社員が個人所有のデバイスを業務に使用するBYOD(Bring Your Own Device)の普及、企業提供によるデバイス選択肢CYOD(Choose Your Own Device)の拡大といった動きに対応し、企業におけるMacの導入や管理を行うサービスを提供する。

 主な提供機能は、JAMF SoftwareのAppleデバイス管理製品「Casper Suite」を利用したMacデバイスの管理機能や、Over-the-airプロビジョニングによる迅速な展開サポート、アプリケーションおよびセキュリティーポリシー設定情報の配布、サポート情報への統合アクセス窓口となるセルフサービスポータル。

 IBMは、初期サービスとしてデバイス管理環境のセットアップ、定常運用サービスとして管理環境の運用および定期的なアプリケーションや修正プログラム、管理ポリシーの更新と配信を行う。

三柳 英樹