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キヤノンITS、FAXサーバーシステム「ライトニングFAX」新バージョンを発売

 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は9日、FAXサーバーシステムの新バージョン「ライトニングFAX バージョン6」の販売を開始した。

 「ライトニングFAX」は、FAXを社内ネットワークシステムに統合し、業務システムと融合したFAXソリューションを提供するFAXサーバーシステム。販売管理システムや帳票システムなどと連携して発注書発行や納期回答をFAXで自動送信したり、受信したFAXを自動的に文書管理システムやOCRシステムと連携して処理するといった用途に利用できる。

 新バージョンでは、複合機連携を強化。キヤノンのオフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」経由のFAX送受信を一元管理することが可能になり、imageRUNNER ADVANCEのFAX通信機能を利用することで、従来、FAXサーバーシステムで必要だったFAX送受信専用通信デバイスの購入コストを削減できる。

 また、ライトニングFAXのオプション製品「簡易FAX配信ツール」で、配信されるFAX文書へのQRコードの付加に対応。QRコード付きFAX文書が送付先から返信されると、受信時にQRコードを解析して自動でFAX仕分けや文書識別を行うことが可能になり、業務効率化に貢献する。

 製品の価格(税別)は、1回線と10ユーザー(MFP対応版)が17万円、1回線と25ユーザー(MFP対応版)が20万円など。オプションの簡易FAX配信ツールは50万円。

三柳 英樹