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マイクロソフト、Office 365の電話会議ユーザーに小冊子と電話サポートを無償提供

 日本マイクロソフト株式会社は、法人向けOffice 365の最上位プラン「Office 365 Enterprise E5」の新規ユーザー向けに「Skype for Business」の電話会議サービス「PSTN会議」の利用ガイド小冊子と、記載内容の電話サポートを無償で提供するスタートキャンペーンを5日から開始した。

 PSTN会議は、外線電話をクラウド化する公衆電話網(PSTN)通話機能を利用した電話会議サービス。Office 365 Enterprise E5ユーザー向けに、北米では2015年12月から、国内でも2016年3月1日から提供されていた。

 PSTN会議は、一般的な電話会議サービスとは違い、定額制で利用できる点や、海外拠点と国内通話料金でやりとりできる点が特徴。PCやスマートフォンからSkype for Businessを利用できない場合に、参加者が指定番号に電話をかけたり、会議の主催側が参加者に電話をかけるだけで、オンライン会議への参加が可能となる。

Outlookで「新しいSkype会議」のボタンをクリックすると、SkypeのPSTN会議に参加するための電話番号を記載したメールが送信できる

 キャンペーンは、4月5日から6月30日にOffice 365 Enterprise E5を新規購入したユーザーが対象。購入後に必要事項を記入したFAXを送信すると、小冊子と記載内容の電話サポートが無料提供される。

 Office 365 Enterprise E5は、2015年12月1日からOffice 365の法人向け新プランとして提供が開始されていた。ボリュームライセンスにおける参考価格(税別)は、1ユーザーあたり月額3810円。

国内通信キャリアの電話会議サービスとのコスト比較(リックテレコム調べ)
キャンペーンで提供される小冊子「できるOffice 365 Skype for Business 会議」

岩崎 宰守