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NTT Com、AWSにも対応可能なマネージドセキュリティサービス「WideAngle マネージドセキュリティサービス IVS」

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は24日、ソフトウェア型セキュリティアプライアンスを活用した、システムインテグレーター向けセキュリティサービス「WideAngle マネージドセキュリティサービス IVS」を発表した。Amazon Web Services(AWS)などのクラウド基盤へのシステム移行や構築に実績のあるシステムインテグレーターをパートナー企業として、4月25日に販売を開始する。

 NTT Comでは、企業の業務システムと同じクラウド基盤上に、柔軟かつ安価なセキュリティ対策を迅速に提供できるクラウド環境向けマネージドセキュリティサービスを開発し、2015年1月からNTT Comのクラウドサービス「Enterprise Cloud」で提供してきたが、今回、システムインテグレーターをパートナー企業として、販売を開始する。

 仮想化環境で動作するソフトウェア型の不正侵入防御(IPS)や、URLフィルタリング、ウェブやメール向けアンチウイルス、スパムメール対策、ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)、独自のSIEMエンジンを活用したマネージドセキュリティといった、各種セキュリティ対策を組み合わせたワンストップサービスとして提供。これにより、ユーザー企業はAWSなどのクラウド基盤に構築するシステムを、不正アクセスやウェブサイト向けのサイバー攻撃から守るマネージドセキュリティサービスと、ソフトウェア型セキュリティアプライアンスを組み合わせたセキュリティ対策を実装することが可能となる。

 提供価格は、アイレット株式会社などパートナー企業からの個別見積もり。提供エリアは日本国内で、海外にも順次展開予定。NTT Comでは、引き続きパートナー企業との連携を拡大するとともに、パートナー企業における構築支援など、サポート体制を整備していくとしている。

三柳 英樹