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OBC、営業の見込管理を支援するクラウドサービス「OMSS+ Sales Scope」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は、営業の見込管理を支援するクラウドサービス「OMSS+ Sales Scope」を、3月23日より販売開始する。

 「OMSS+ Sales Scope」は、営業部門にとって不可欠でありながら、多くの企業ではExcelなどで行われている見込管理を支援するクラウドサービス。場所を選ばず、さまざまなデバイスから、「誰に」「何を」「いつ」「いくらで受注予定か」といった必要最低限の情報を、数タッチの操作で入力できる。

 見込情報は、案件情報の受注・売上・回収のステータスを切り替えるだけで更新でき、受注・売上・回収の見込金額については、目標ラインやランク別グラフで表示されるため、予算に対する見込予測も確認可能とのこと。なお、スマートフォン向けアプリは6月以降に提供される予定。

 また営業責任者は、担当者別で1カ月間未更新案件数や受注日先延ばし案件数などの更新状況を参照でき、取引明細へドリルダウンして明細ごとの更新日付の確認も行える。さらに、受注日の近い案件や、受注・売上・回収予定日が過ぎている案件はアラート案件として表示されるので、いつでも見込の更新状況や案件状況が見える点がメリットとした。

 このほか、OBCの販売管理システム「商奉行」とCSVデータによるマスタ連携(商品・商品区分・得意先・担当者・部門・部門グループ)が可能で、導入時や日次で連携することで、マスタ入力・メンテナンスの手間を削減できる。逆に、営業担当者が受注ステータスに変更した見込案件を出力し、商奉行にインポートする機能も搭載していることから、管理部門での受注伝票への入力の手間が省略できるとのこと。これらの連携機能は、5月以降の追加を予定している。

 価格は、10ユーザーで年間9万6000円から。ただし、5ユーザーまでは無料で利用できる。さらに、商奉行i/V ERP以降のシリーズを利用し、OMSS(OBC membership support & service)に加入している場合は、10ユーザーで年間4万8000円からの優待価格で提供される。

石井 一志