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NTTデータ、自社データセンターとAWS、Azureの専用線接続が可能に

 株式会社NTTデータは1日、NTTデータのデータセンターとパブリッククラウドを専用線で直接接続する「マルチクラウド接続サービス」を発表した。

 「マルチクラウド接続サービス」は、NTTデータのデータセンターとAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azureといったパブリッククラウド環境を専用線で直接接続するサービス。複数の異なるキャリア回線、ネットワーク機器を物理的に冗長化しているため、可用性の高いネットワーク環境を利用できるほか、ユーザー企業が自ら、システムごとにAWSやMicrosoft Azureとの接続を手配する必要がないことから、低価格でサービスを利用可能という。なお、最高速度は1Gbpsまで対応できる。

 NTTデータでは、今後、複数のクラウド基盤の最適化や運用管理を支援する新サービスの提供を計画中しているとのこと。さまざまなサービスの提供により、さらに普及すると予測される、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドのニーズに対応する予定だ。

石井 一志