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Nimble Storage、NTTスマートコネクトの国内大手ISP向けサービス基盤として採用

 Nimble Storage Japan合同会社は22日、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(NTTスマートコネクト)が映像コンテンツを提供する国内大手プロバイダー向けサービスの基盤として、「Nimble Storage」を導入したと発表した。

 Nimble Storageは、SSDとHDDを最適に活用する独自技術により、企業のデータ保護の高速化と経済性を両立するアダプティブフラッシュストレージ。

 NTTスマートコネクトでは、サービス提供をしている国内大手コンテンツ事業者の会員数が数十万人となり、ビジネスの拡大とともにコンテンツ配信量も年約2倍増、会員数も拡大しており、サービスを支えるプラットフォームの刷新が急務となっていた。

 製品選定に際しては、オールフラッシュで構成された製品なども候補として残る中、Nimble Storageは他製品と比較して30%も高い費用対性能、要求数値を超える高いIOPS、求められる各種ワークロードに1つのストレージで対応可能、導入・運用管理の容易さが主な理由となり、選定されたという。

 また、大きな選定理由の1つとなったのは、クラウドベースの自動管理およびサポートシステムである「Nimble Storage InfoSight」で、グローバル事例などに基づくビッグデータ解析により、次期投資のための最適なしきい値の推奨や、通常運用での予兆検知といった点が非常に有効だと評価されたとしている。

三柳 英樹