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アシスト、「Vertica 7.2」向けの支援サービスを提供

導入支援やトレーニング、データベース移行など

 株式会社アシストは17日、日本ヒューレット・パッカードの高速分析用データベース「HPE Vertica 7.2」に対応した各種支援サービスを提供開始すると発表した。

 「Vertica」は、DWH、ビッグデータ分析基盤などで強みを発揮できる、列指向型の高速分析用データベース。検索時に必要な列だけを読み込む列指向アーキテクチャ、独自アルゴリズムによるデータの属性に最適なデータ圧縮、テーブルのデータ配置の自動最適化などの機能を備えているほか、マスターノードのないMPP(Massively Parallel Processing)での処理分散によって、高い同時実行性を実現するという。

 最新バージョンの「Vertica 7.2」では、IoTデータなどのデータストリーミング分析のための機能が新たに実装されているほか、データベース管理機能やバックアップ・リカバリ機能の強化、クエリの最適化などが行われているとのこと。

 今回アシストでは、「Vertica 7.2」を導入後も安心して使用できるよう、製品のエキスパートによる支援サービスを提供する。具体的には、製品導入前に効果測定を実施し、顧客データ/SQLを用いた性能評価を行う「PoC(Proof of Concept)」、製品導入にあたってのアセスメントならびに導入作業を行う「製品導入」、製品全般のレクチャーと操作教育を実施する「トレーニング」、バックアップ手段選定からリストア検証を行う「バックアップ・リストア」、既存データベースから移行する「データベース移行」、といったメニューを用意した。

石井 一志