MDMツール「Optimal Biz 7.5.0」がリリース、Windows端末向けのセキュリティ機能を強化

　株式会社オプティムは16日、MDM（モバイルデバイス管理）製品の「Optimal Biz」を「同 7.5.0」へバージョンアップすると発表した。

　「Optimal Biz」は、Windows、Android OS、iPhone/iPad端末の管理やセキュリティ対策を行えるMDMツール。

　今回の新版では、特にWindows端末のセキュリティを向上させるための機能強化を行った。具体的には、Windows端末に管理者が指定したパスワードポリシーおよびスクリーンセーバーの設定を適用できる。

　さらに、MS-MDM機能を用いて認証したWindows 8.1端末であれば、Windowsストアから入手したアプリケーションの公開年齢区分に沿ってフィルタリングを行い、ゲームやWindowsストアアプリの起動を制限する「アプリケーション起動制限」機能を追加した。加えて、端末に設定されているパスワードポリシーの設定値やSIM情報（電話番号、キャリアネットワーク名、IMEI／MEID）を管理画面に表示する機能も、新たに提供される。

　このほか、iOS向けでは、ユーザーによる手動同期に対応。Androidでも、Androidエージェントにおける位置情報取得の設定値について、「許可／不許可」設定を管理サイトで表示できる改善を行った。