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ピュア・ストレージとユニアデックス、オールフラッシュの垂直統合型製品「FlashStack CI」を国内提供

 ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(以下、ピュア・ストレージ)とユニアデックス株式会社は7日、ピュア・ストレージの垂直統合型(コンバージド・インフラ)ソリューション「FlashStack CI」の国内提供で協業すると発表した。これに伴いユニアデックスは、FlashStack CIの販売および24時間365日の保守サービス提供を同日より開始する。

FlashStack CI

 FlashStack CIは、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージと、シスコシステムズのサーバー「Cisco UCS」、スイッチ製品「Nexus」、ヴイエムウェアの仮想化ソフトウェア、日本オラクルのデータベースなどを組み合わせ、事前検証済みの構成で提供する垂直統合型ソリューション。サーバー仮想化やVDI(仮想デスクトップ)といった仮想環境のみならず、Oracle DatabaseやSAPの基幹業務ソフトウェアでも利用でき、性能や可用性に優れた環境をコストパフォーマンスよく導入できるという。

 すでに米国などで先行して提供されていたが、FlashStack CIは、製品特有の認定資格を取得したパートナー企業のみが販売・サポートを行えるソリューションとなっており、当初は3社のみ取り扱うことができた。その次のステップとして、Pure Storage米国本社が、非英語圏を含めた認定パートナー企業の拡大を図る中で、今回、日本ではユニアデックスをパートナーとして提供準備を整え、販売やサポートを開始するとのこと。

 一方、マルチベンダーシステムの導入や保守で実績を持つユニアデックスでは、FlashStack CIの構成要素であるPure Storage、Cisco UCS、VMware vSphere/Horizon、Oracle Database、Microsoft SQL Serverなどについても、設計から運用・保守サービスまでをトータルに提供可能であることから、FlashStack CIの取り扱いを決定。ワンストップでのソリューション/サービス提供を行うという。

 なお両社では、サービス事業者、大学などの文教系をはじめ、幅広い業界・業種への導入を進める計画で、仮想サーバーや仮想デスクトップ環境、データベース環境用インフラとして、3年間で30システムの導入を目指すとしている。

石井 一志