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NTTネオメイト、米Druvaのサービスを利用したクラウドバックアップサービス

 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト(NTTネオメイト)は19日、米Druvaのクラウドバックアップサービス「inSync」「Phoenix」を採用し、「AQStageクラウドデータバックアップ by Druva」としてサービス提供を開始した。Druvaのクラウドサービスの提供は、サービスプロバイダーとして国内初になるという。

 「AQStage クラウドデータバックアップ by Druva」は、PCやスマートデバイス、社内サーバーのデータを、簡単にクラウド環境にバックアップするサービス。バックアップエージェントのアプリケーションをインストールするだけでインターネット経由のバックアップが可能となり、管理者はクラウド上の管理機能から一元管理できる。

 端末の中の全データをクラウド上へ自動的にバックアップし、簡単な操作で端末へのリストアが可能。フォルダー同期による複数デバイス間のファイル共有機能、チームメンバー間でのデータ共有が可能な共有ワークスペース機能、URLリンクによる社外ユーザーとのデータ共有機能などを搭載する。

 セキュリティ面では、外出先でPCを使用する際に生じる端末紛失などのデータ漏えいリスクに対して、デバイス内データの自動暗号化や、リモートワイプ・オートワイプ機能、デバイスの位置情報確認などの機能を一元的に提供。バックアップしたデータから、従業員が保有しているデータを調査・分析し、機密情報と思われるタイトルのファイルを検索することで不正なデータ保有を検知する機能や、情報流出事故発生時には流出したファイルと同じファイルの保有者を検索し流出元を特定する機能などを備える。

 管理は、ウェブポータルからユーザー、デバイス、バックアップポリシーなどを一元設定可能。個々のPCに設定を行う必要がなく、Active Directory連携にも対応する。

 基本メニューと提供価格(税別)は、50GBのクラウドストレージとバックアップ/リストア機能を備える「Business」プランが1IDにつき月額1000円。PCデータ保護機能やActive Directory連携が加わる「Enterprise」プランが1IDにつき月額1320円。さらにクラウド上のファイル検索機能などが加わる「Elite」プランが1IDにつき1650円。最低契約期間は1年。

三柳 英樹