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JSOL、SAP ERPテンプレート「J-Model」のSAP S/4HANA対応版

 株式会社JSOLは12日、SAPジャパン株式会社のERPソリューション「SAP S/4HANA」を用いた次世代ERPテンプレートの提供を、同日より開始すると発表した。

 JSOLではこれまで、いくつものSAP ERP導入プロジェクトや保守運用サービスの提供を行っており、その実績、ノウハウを集約したSAP ERPテンプレート「J-Model」を整備して、顧客のSAP ERP導入を支援してきたという。

 今回JSOLでは、そのJ-ModelをSAP S/4HANAに対応させ、「J-Model for SAP S/4HANA」として提供する。同製品では、短期間、低コスト、高品質でのSAP S/4HANAの導入を実現するとともに、SAP S/4HANA活用によるメリットや新たな価値を提供するとのことで、特に、大量データ高速処理、大量データのリアル分析でより効果を発揮するとしている。

 また、ほかのデータベース上で稼働するSAP ERPを、SAP S/4HANAプラットフォームへマイグレーションする「SAP S/4HANAマイグレーションサービス」、SAP HANAプラットフォームでのSAP S/4HANAの新規導入を支援する「SAP S/4HANA新規導入サービス」も提供する。

 今後は、SAP HANA Cloud Platform(HCP)を活用した、販促費管理やリベート計算などERP以外の経営情報との情報統合といった、関連ソリューションのラインアップを充実させていく考えだ。

石井 一志