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デル、Nutanixソフトウェアを搭載した仮想環境向けアプライアンス「XCシリーズ」3製品
(2015/11/11 11:03)
デル株式会社は10日、仮想化やプライベートクラウドなどに利用可能な統合型アプライアンス「Dell XC Webスケール・コンバージド・アプライアンス」(以下、Dell XCシリーズ)のラインアップに、「Dell XC6320/XC730-16G/XC430-4」の3モデルを追加すると発表した。
Dell XCシリーズは、x86サーバー「Dell PowerEdge」上に米NutanixのWebスケールソフトウェアを統合した統合型アプライアンス。CPUやメモリなどのコンピューティングリソースとストレージ機能を1台のシャーシに統合しているため、データセンター内での高速な導入を可能にしている。また、ノードごとにデータセンターの容量を簡単に拡張でき、組織の成長に合わせて柔軟に投資を行えるスケールアウト環境を実現する点も特徴とした。
新モデルのうち「XC6320」は、高密度コンピューティングおよびストレージ環境、サービスプロバイダ、プライベートクラウド向けの製品で、「Dell PowerEdge C6320」をベースに構成される。フォームファクタは2U(4ノード)、最小構成価格は2178万円(税別)から。
「XC730-16G」は、グラフィックスを多用するワークロードとイメージベースのアプリケーションを使用する、ナレッジワーカー向けのVDI環境に向く製品。フォームファクタは2U(1ノード)で、1個または2個のNVIDIA GPUを搭載している。ベースとなるサーバーは「Dell PowerEdge R730」、最小構成価格は1193万円(税別)から。
最後の「XC430-4」は、小規模な仮想環境向けにバランスの取れたコンピューティングおよびストレージを提供する。フォームファクタは1U(1ノード)で、ベースサーバーは「Dell PowerEdge R430」。最小構成価格は411万円(税別)からとなる。