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日本ユニシス、IoTプラットフォームの開発をスタート、2016年度にも提供へ

 日本ユニシス株式会社とユニアデックス株式会社は23日、「IoTビジネスプラットフォームサービス」の開発開始を発表した。IoTデバイスをワンストップ管理できるプラットフォームを標榜しており、来年度(2016年度)のサービス提供を目指す。

「IoTビジネスプラットフォームサービス」の構築イメージ

 IoTへの期待が近年高まる一方で、実際のシステムを構築するにあたっては課題も多い。センサーやカメラ類の開発、収集したデータの解析、帯域を考慮した無線ネットワーク管理など、幅広い分野のノウハウを必要とすることが一因とされる。

 日本ユニシスではIoT対応プラットフォームをあらかじめ開発・構築しておくことで、顧客ニーズに素早く対応する狙いがあるという。

 プラットフォーム開発にあたっては、日本ユニシスのグループ力を活かす。開発中のセンサーデバイスやアプリケーションのほか、すでにサービス化されているビッグデータ活用基盤「データ統合・分析共通PaaS」も組み合わせることで、機械学習やデータ解析などもサポートする。

 なお、「IoTビジネスプラットフォームサービス」では、マイクロソフトのクラウドサービスである「Microsoft Azure」を中核として開発する計画。

森田 秀一