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キヤノンITS、HTML5に対応したWebアプリ自動生成ツール「Web Performer V1.5.0」
「Progress Corticon」との連携機能も強化
(2015/10/1 11:00)
キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は1日、Webアプリケーション100%自動生成ツール「Web Performer」の新版「同 V1.5.0」を、同日より販売開始すると発表した。
Web Performerは、プログラミング作業を行わずにWebアプリケーションを100%自動生成できる、業務用Webアプリケーションの開発ツール。「基本設計情報」を定義するだけで、ツール側がアプリケーションを自動生成する仕組みにより、Web開発の工数を削減可能という。
今回の新版では、Web画面開発に用いられるHTML5とCSS3の技術を新たに採用した。これにより、ドラッグ&ドロップ操作による添付ファイルの指定、システムメニューの階層表示などが可能になるため、操作性・表現力に優れた画面開発を行え、システムを利用するエンドユーザーの操作性を改善できるという。
また、自動生成できるWeb画面デザインのスタイルを刷新したのも特徴。新たなスタイル(フォント・文字色・背景色)を20パターン追加し、これらのスタイルをもとに、開発者が独自のWeb画面デザインをGUIエディタで作成できるようになった。これにより、導入企業が利用しているほかのアプリケーションとデザインをそろえる、といったことが可能になっている。
さらに、アシストが取り扱う米Progress SoftwareのBRMS(ビジネスルール管理システム)「Progress Corticon」との連携機能を強化。Progress Corticonで設定した語彙(ごい)やビジネスルールを、Javaのコーディングなしで取り込み、呼び出しが可能になった。
価格(税別)は、実行環境をWindows/IBM i/Red Hat環境に限定した「SE版」が300万円から。「EE版」が500万円から。