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キヤノンITS、HTML5に対応したWebアプリ自動生成ツール「Web Performer V1.5.0」

「Progress Corticon」との連携機能も強化

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は1日、Webアプリケーション100%自動生成ツール「Web Performer」の新版「同 V1.5.0」を、同日より販売開始すると発表した。

 Web Performerは、プログラミング作業を行わずにWebアプリケーションを100%自動生成できる、業務用Webアプリケーションの開発ツール。「基本設計情報」を定義するだけで、ツール側がアプリケーションを自動生成する仕組みにより、Web開発の工数を削減可能という。

 今回の新版では、Web画面開発に用いられるHTML5とCSS3の技術を新たに採用した。これにより、ドラッグ&ドロップ操作による添付ファイルの指定、システムメニューの階層表示などが可能になるため、操作性・表現力に優れた画面開発を行え、システムを利用するエンドユーザーの操作性を改善できるという。

 また、自動生成できるWeb画面デザインのスタイルを刷新したのも特徴。新たなスタイル(フォント・文字色・背景色)を20パターン追加し、これらのスタイルをもとに、開発者が独自のWeb画面デザインをGUIエディタで作成できるようになった。これにより、導入企業が利用しているほかのアプリケーションとデザインをそろえる、といったことが可能になっている。

HTML5とCSS3に対応
画面デザインのカスタマイズが可能に

 さらに、アシストが取り扱う米Progress SoftwareのBRMS(ビジネスルール管理システム)「Progress Corticon」との連携機能を強化。Progress Corticonで設定した語彙(ごい)やビジネスルールを、Javaのコーディングなしで取り込み、呼び出しが可能になった。

Progress Corticonとの連携が強化された

 価格(税別)は、実行環境をWindows/IBM i/Red Hat環境に限定した「SE版」が300万円から。「EE版」が500万円から。

石井 一志