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B-EN-Gがプロシップと協業、グローバルERP「A.S.I.A.」と固定資産管理システムを標準連携

 東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)と株式会社プロシップは24日、プロシップの固定資産管理システム「ProPlus」の販売に関して協業すると発表した。これに伴いB-EN-Gは、10月以降、海外現地法人向けにProPlusの販売を開始する。

 ProPlusは、標準でさまざまな要件をカバーできる機能網羅性と、制度改正へのスピード対応といった特徴を持つ、固定資産アプリケーションパッケージ。2012年に多言語・多通貨対応の海外対応版がリリースされており、世界20カ国以上で採用されている減価償却計算の機能を標準搭載している。

 今回B-EN-Gでは、B-EN-Gは、すでに22カ国・地域に導入実績を持つグローバルERP「A.S.I.A.(エイジア)」の標準連携システムとしてProPlusを加え、現地法人向けソリューションを充実させる考え。さらに、現地でのサポートを通じて顧客満足度の向上と提案力の強化を図るという。一方のプロシップは、すでに展開している中国はもちろん、インドネシア、シンガポールといったASEAN地域への販路を広げ、ProPlusの海外導入のさらなる拡大を狙うとした。

 また今回の提携に伴って、A.S.I.A.とProPlusの双方に、システム連携のためのインターフェイス機能が標準装備され、顧客が導入する際の負担軽減を図るとしている。

石井 一志