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住電情報、契約書管理機能を強化した文書管理システム「楽々Document Plus Ver.3.8」

 住友電工情報システム株式会社(住電情報)は14日、文書管理・情報共有システムの新版「楽々Document Plus Ver.3.8」を発表した。同日より販売を開始する。

 楽々Document Plusは、企業内に分散している文書やデータを登録・保存・管理し、必要な時に必要な情報を取り出せるようにする、文書管理・情報共有システム。Office文書はもちろんのこと、契約書やISO文書の管理、複合機連携による紙文書活用などにも対応する。

 今回の新版では、まず、改訂作業において、あらかじめ設定された開始期限を越えても作業を開始していない契約書の管理者に対し、改訂作業を開始するまで、督促メールを定期的に送信できる機能を追加した。該当する契約書は一覧で表示され、「期限日超過」「督促中」「通知済み」「改訂作業中」「WF(ワークフロー)回付中」「改訂完了」の6段階でそれぞれの状態が表示されるので、全体の進ちょく状況を確認できるとした。

 文書の改訂時に、更新された添付ファイルと旧版文書の添付ファイルの内容を比較し、変更個所を色分けして表示する機能を搭載。契約書に加えて、約款やマニュアルなど、ページ数の多いファイルについても、変更された個所を漏れなく確認できるとしている。

 さらに、ツリー構造を定義したCSVファイルを登録することにより、文書を登録するための複数フォルダを一括作成可能になった。この機能は削除にも活用でき、指定した配下のフォルダの一括削除も行える。フォームや経路が同一のフォルダは一括で登録できるため、データ移行時におけるフォルダ作成の手間を軽減するとのことだ。

 パッケージライセンスの価格は150万円(税別)から。

石井 一志