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BIGLOBE、M2M向けモバイル通信サービスに「上り高速プラン」「帯域契約プラン」を追加

 ビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は、法人を対象とする「M2M向けモバイル通信サービス」において、9月15日から新たに「上り高速プラン」と「帯域契約プラン」の提供を開始する。

 「上り高速プラン」は、防犯カメラの映像データなど、大容量データのアップロードが中心となるニーズに対応。上り通信は最大50Mbpsの高速通信を実現しながら、下り通信を最大256kbpsに制限することで料金を抑えた。

 料金(税別)は、月間通信容量10GBが月額1500円、20GBが月額2200円、30GBが月額2750円、40GBが月額3250円。通信容量を超えた場合は、通信速度が送受信最大200kbpsに制限される。

 「帯域契約プラン」は、POSデータ管理や位置情報データの集計など、少量データを多数の機器から集計している企業に対し、M2M用の回線を専用帯域として提供するプラン。上りは1Mbps単位、下りは256kbps単位で契約可能。他の利用者の回線利用状況に左右されず、契約帯域で自由に通信ができるため、利用状況に応じたフレキシブルな運用が可能となる。

 料金(税別)は、SIMが1回線につき月額200円。帯域が下り256kbps、上り1Mbpsの場合で月額25万円など。最低利用期間は12カ月。

 BIGLOBEでは、防犯対策や災害監視強化を進めている自治体を中心に、2016年度末までに20万回線の受注を目指す。

三柳 英樹