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大塚商会、ほぼすべての必要書類に対応する「らくらくマイナンバー対応システム」

 株式会社大塚商会は18日、マイナンバーの取得、保管、利用、廃棄の一連の業務プロセスを網羅し、ほぼすべての必要書類に対応する「らくらくマイナンバー対応システム」を9月から提供すると発表した。

 らくらくマイナンバー対応システムでは、手書きされた調書・届書類を複合機でスキャンし、データ化。OCR機能を使って各書類に記入された社会保険番号などをキーとして読み込み、社員情報と紐付けして、マイナンバー付きの調書・届書類として出力する。

 これにより、一般の事務担当者は手書き書類のデータ化までを行い、マイナンバー取り扱い担当者のみがマイナンバー付き書類の出力を行うといった分業が可能になる。情報漏えいのリスク軽減につながるとともに、一般の事務担当者の現行業務は大きく変わらずに、マイナンバー取り扱い担当者の負担を軽減するとしている。

 大塚商会では、9月9日から全国各地で開催する「ビジネスソリューションフェア」で、らくらくマイナンバー対応システムの展示を行うとともに、相談を受け付ける。

三柳 英樹