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アジュールバワー、Microsoft Azureとの閉域網接続環境を一括提供するサービス

 アジュールバワー株式会社(Azure Power)は28日、Microsoft Azureのクラウド環境と閉域網接続を行える「Microsoft Azure閉域接続サービス」を発表した。

 「Microsoft Azure閉域接続サービス」は、Microsoft Azureの閉域網接続サービス「ExpressRoute」の利用環境一式を月額課金で提供するもの。基本となる「Basicパック」では、アクセス回線(NTT東日本/西日本のフレッツ 光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ)の利用料、ルータのレンタル費用、ルータの死活監視(24時間365日)、閉域網(IP-VPN)利用料、ExpressRoute利用料(1.5TB以下のトラフィック費用を含む)などをまとめて提供する。

 また問い合わせ窓口では、障害の問い合わせ受付後、フレッツ回線(NTT東西)、ルーター、キャリア網、ExpressRouteのどこに問題があるかを切り分けし、障害復旧に向けて対応するとした。標準の問い合わせ対応時間は平日9時~17時となり、24時間365日対応のオプションも用意する。

 価格は月額14万円(税別)からで、別途、初期費用がかかる。

 また、ルータ機器、アクセス回線を二重化で提供する「二重化パック」もラインアップした。こちらはBasicパックの料金に加え、月額5万9800円(税別)が必要となる。

石井 一志