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ソフトバンクテレコム、Azure閉域網サービス向けに専用線接続を提供

 ソフトバンクテレコム株式会社は2日、「Microsoft Azure」の閉域網接続サービス「ExpressRoute」向けに、専用線接続サービス「ダイレクトアクセス for Microsoft Azure」の提供を開始した。

サービス提供イメージ

 ダイレクトアクセス for Microsoft Azureは、ExpressRouteの接続事業者であるエクイニクスが提供する「Equinix Cloud Exchange」を活用し、「SmartVPN」といったソフトバンクテレコムの閉域網サービスからExpressRouteへの接続を、手軽な導入方法と安価な価格で提供するという。

 顧客は、利用分だけの支払となる「フレキシブルサービス型(Exchangeプロバイダー方式)」のExpressRouteを、Exchangeプロバイダのコロケーション、ルーターなどのネットワーク機器、アクセス回線などを手配することなく、ソフトバンクテレコムへの発注とMicrosoft Azureのオンライン操作のみで導入可能。異ルート冗長構成で完全2重化された閉域アクセスが迅速に提供される。ダイレクトアクセス for Microsoft Azureには最低利用期間もないため、利用したい期間だけ利用できるのも特長だ。

 価格は、基本料が月額6万4000円(税別)/10Mbpsから。新規工事費が1万円(同)、変更工事費が3000円(同)。

川島 弘之