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クラウド対応などを強化したデータ連携ソフト「ASTERIA WARP 4.9」

 インフォテリア株式会社は12日、データ連携ミドルウェア「ASTERIA WARP」の新版「同 4.9」を、3月10日より出荷開始すると発表した。Amazon Web Services(AWS)などのクラウドサービス対応を強化したほか、ユーザーからのリクエストを反映した機能改善も実施している。

 ASTERIA WARPは、メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、さまざまなシステム間で、データをノンプログラミングで連携可能にするミドルウェア。今回の新版では、クラウドサービスへの対応強化として、AWSのデータウェアハウス(DWH)サービス「Amazon Redshift」コンポーネントが追加されたほか、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」のアダプタも追加されている。

 また、AWSデータ連携やNotesデータ連携の使い勝手を向上。さらに、ユーザーからリクエストがあった、Excelアダプタの機能改善、TarFile/UntarFileコンポーネントやExifGetコンポーネントの追加などが行われている。

 価格は、Standard Editionが480万円(税別)、より大規模な環境を対象としたEnterprise Editionが600万円(税別)。また、Standard Editionと同等のフローサービス機能を、使用した分の月額料金で利用できるサブスクリプション版は月額24万円(税別)。

 なおインフォテリアでは、製品出荷に先立ち、ASTERIA WARPの最新版の紹介を兼ねたイベント「ASTERIA Cloud Conference」を2月18日に開催するとのこと。場所は東京・渋谷区の恵比寿act*squareで、費用は無料(事前登録制)

石井 一志