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マクニカネットワークス、クラウドセキュリティを強化する米Skyhigh Networksの製品を提供

 マクニカネットワークス株式会社は14日、米Skyhigh Networksと販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い同社のクラウドセキュリティソリューション「Skyhigh Cloud Security Platform」を提供開始する。

 「Skyhigh Cloud Security Platform」は、企業がクラウドサービスを利用する際のセキュリティ強化を支援するソリューション。企業のクラウド利用状況をすべて可視化するとともに、1万以上のクラウドサービスにおける実際の使用状況をもとに、クラウド自体のリスクやユーザーのアクティビティのリスクを判定し、企業のクラウド利用リスク状況を把握できる。同社によれば、この判定はクラウドセキュリティの標準化を目指しているCSAのガイドラインに準拠しているので、クラウドセキュリティガイドラインを探している企業に適しているという。

 また、アクセスしてクラウドサービスのリスク状況を把握するだけではなく、誰が、いつ、どのクラウドサービスにどのようなアクションをしているかを把握できるので、シャドーIT対策を実施したり、不審なアップロードやダウンロードなどを監視したりすることも可能とした。

 さらに、Skyhigh Cloud Security Platformで対応している、いくつかのSaaSのセキュリティを強化する機能も備えているとのことで、日本でも同機能を順次提供開始する予定。

 マクニカネットワークスでは、Skyhigh Networksのソリューションを中心に、クラウド利用における認証ソリューション「Ping Identity」、クラウドのモバイル活用時のセキュリティやマネジメントを強化する「MobileIron」、安全なクラウドストレージ環境を提供する「Box」、スマートデバイスのセキュリティ対策を行える「remotium」を組み合わせ、企業のクラウド活用を積極的に支援する考えだ。

石井 一志