ユニアデックス、Microsoft LyncとシスコUCの連携ソリューション「CUCI Lync」

　ユニアデックス株式会社は26日、企業向けリアルタイムコミュニケーションツールのMicrosoft Lyncと、シスコの「シスコユニファイド・コミュニケーション（シスコUC）」を連携させたソリューション「Cisco UC Integration for Microsoft Lync」（以下、CUCI Lync）を提供開始すると発表した。また同時に、CUCI Lyncに関連する導入支援やサポートなどのサービスも提供する。

　CUCI Lyncは、シスコUCとLyncを連携させたコミュニケーションソリューション。2000年からシスコUCに関する取り組みを続けてきたほか、日本マイクロソフト製品の導入実績を多数持つ、ユニアデックスのノウハウを生かして提供するという。

　すでにシスコUCもしくはLyncを利用している企業が利用すると、既存のシスコUCとLyncを活用しながら、新しい機能を利用することも可能。例えばLyncのインターフェイスによるプレゼンス確認・チャット機能と、シスコUCによる音声通話・ビデオ通話の両方を利用することで、直感的かつストレスのないコミュニケーションを行えるとした。

　PCベースのLyncでは、PC内蔵のスピーカー、あるいはマイクロフォンやヘッドセットを接続して音声通話を行うのが一般的だが、ユーザーはヘッドセットの使用に慣れていないため、利用が広がらないといった課題がある。しかしCUCI Lyncでは、シスコUC端末を使ったLyncからの音声・ビデオ発信が可能になるため、クリアで聞き取りやすい音声・ビデオ通話が可能になるメリットがあるとのこと。さらに、一般的な電話と同様の、使い慣れたハードウェアIP電話端末との連携にも対応することから、ワークスタイルや勤務環境に合わせて電話端末を選択できる。

　なお、対応するバージョンは以下の通り。
・Cisco Unified Communications Manager（CUCM）バージョン 10.5
・Microsoft Lync 2013（32ビット版）