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天草エアライン、鈴与シンワートの「S-Port Cloud Vシリーズ」を採用

 鈴与シンワート株式会社は、同社のIaaS型クラウドサービス「S-Port Cloud Vシリーズ」を、天草エアライン株式会社が採用し、予約システムを含むウェブシステムが本格稼働を開始したと発表した。

 天草エアラインは、熊本県の天草空港を拠点とする「日本一小さな航空会社」としても知られる航空会社。天草エアラインでは、ウェブ予約システムを自社サーバーで運営していたが、個人情報を蓄積しているサーバーのため、セキュリティに不安を感じていたことなどから、S-Port Cloud Vシリーズに移行した。

 採用理由としては、「初のクラウド利用でも安心できるセキュリティの高さ」「他社と比較して安価な料金」「スピーディーで迅速かつ丁寧な技術サポート」を挙げており、検討期間は2カ月、発注からサービスインまでは3カ月で移行を実現。基幹システムのASPシステムがS-Portを使用していたことから、移行にあたっての第一候補はS-Portだったが、他社データセンター比較においてもコストパフォーマンスがトップクラスだったことが決め手となったという。

三柳 英樹