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NTT東日本、中小企業向け「オフィスまるごとサポート」でMDMサービスを提供

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、中堅中小企業向けITサポートサービス「オフィスまるごとサポート」の新たなラインナップとして、モバイルデバイス管理(MDM)サービス「スマートデバイスマネジメント」を4月7日に提供開始する。

 スマートデバイスマネジメントは、専用ツールを導入したスマートフォンやタブレットなどの端末情報(各端末の利用者・OSなど)の管理や、各種機能の制御、アプリケーションの管理・メッセージの一斉表示を可能とするサービス。株式会社オプティムの技術を採用している。

 事業所で社員にモバイル端末などを配備する際に、システム管理者が端末の紛失や盗難時に遠隔ロックや遠隔初期化を行うことや、不要なアプリケーションのインストール制限、端末のカメラの起動制限などが行える。社員にモバイル端末を配備する企業や、学校や学習塾の授業でタブレットを利用する用途などに適したサービスとしている。

 基本プランの料金(税別)は、初期費用が7000円、1ライセンスにつき月額300円。基本プランでは、端末情報の一括管理、アプリケーション管理、アプリケーションのインストール制限、削除防止、端末の遠隔ロック、遠隔初期化、各種起動制限(カメラ、SDカード、Wi-Fi)、メッセージの一斉・個別表示、各種設定を変更するための管理者機能などが利用できる。

 オプションプランの料金(税別)は、無線LANの接続先や位置情報、時間帯に応じて設定情報を自動的に切り替えられる「Wi-Fi ZoneManagement」が、1ライセンス月額100円。モバイルウイルス対策が1ライセンス月額150円。インターネット接続管理が1ライセンス月額150円。

三柳 英樹