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さくら情報システム、CommVaultのSimpanaを利用したリモートバックアップサービス

 さくら情報システム株式会社は10日、CommVault Systems Japan株式会社のデータ統合管理ツール「Simpana(シンパナ)」を利用し、リモートバックアップサービス「オンデマンドファイルバンク」を提供すると発表した。4月末の提供開始を予定している。

 Simpanaは、データ保護・管理機能を単一のユーザーインターフェイスに集約するソフトウェア。マルチテナント環境を構築可能なことから、クラウド型バックアップサービスでも利用できるという。

 オンデマンドファイルバンクでは、マルチテナント環境を、さくら情報システムの旧銀行システムセンターとして設計・施工され、FISC(金融情報システムセンター)安全対策基準に準拠したセキュアなデータセンターにある、「仮想化ホスティングサービス」に構築。顧客ごとにWebベースの管理画面を提供し、顧客自身がバックアップ/リストアの操作を行えるようにする。このため、災害時などでもさくら情報システム側にリストアを依頼する必要がなく、また、システム担当者の出社が困難な場合も、24時間、オンデマンドで復旧作業を行えるとした。

 バックアップされたデータはリモートから参照できるので、例えば、A支社のバックアップデータをB支社がダウンロードするといった運用も可能で、支社間でのデータ共有など、柔軟なデータ保護・管理を行えるという。さらに、ログイン情報、バックアップ/リストア実行履歴などがログとして記録されるので、監査対応としても有効としている。

 なおSimpanaは、重複排除によって必要最小限のデータ量を転送する仕組みを備えているため、オンデマンドファイルバンクの顧客も、回線コストを圧縮できるとのこと。

 対応するOSは、Windows 7以降、Windows Server 2008以降。1日1回のバックアップを取得し、7世代までの世代管理にも対応する。またオプションで「リストアサービス」やUSB HDDを利用した「データお届けサービス」も利用できる。

 価格は、初期費用10万円(税別)、月額料金が5000円(税別、50GB)から。

石井 一志