東邦情報システムが「QlikView」の取扱開始、福島トヨタへ提供

　日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア株式会社（日立INS）が取り扱う連想型インメモリBIプラットフォーム「QlikView」を、東邦情報システム株式会社が販売パートナーとして提供を開始。福島トヨタ自動車株式会社（福島トヨタ）が、グループ会社2社と法人顧客データを共有して営業を効率化するために導入した。

　福島トヨタとグループ会社の3社はそれぞれ独自のシステムで法人顧客データを管理していたため、1企業に対して各社が別々に提案するという非効率な営業が行われていた。この状況を改善し、法人顧客データの統合によって販売実績データを集約するために、QlikViewを採用。営業が効果的に行えるようになったほか、マーケティング活動においても、データに基づく詳細な販売分析を進め、トレンドをいち早く把握し、迅速な一手が打てるようになったという。今後は、QlikViewをモバイル環境や人事システムでも活用する方針という。

　東邦情報システムはこれを皮切りに、福島県内外の取引先へQlikViewの提案を加速させる考え。