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NTTPC、マルチクラウドやオンプレミス環境を閉域網でつなぐサービス

 株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は22日、企業ネットワークと複数のクラウドを閉域網でつなぐサービス「Master'sONE インタークラウドネットワーク」を発表した。1月30日より、ExpressRouteを利用したMicrosoft Azureへの接続サービス「ダイレクト接続 for Azure」を受付開始、3月2日より提供する。

 「Master'sONE インタークラウドネットワーク」は、インターネットを経由せず、閉域上に複数のクラウドを組み合わせて利用できるネットワークサービス。複数のクラウド利用に便利なインテグレーション機能も合わせて提供するとのことで、クラウド間でのデータ連携や、複数クラウドのログ管理なども行えるため、利便性の向上、クラウドセキュリティの強化なども実現できるという。

 利用可能なクラウドは、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azure、NTT ComのBizホスティング、Salesforce、IBM SoftLayer(提供予定)など。NTTPC自身のクラウドサービスにも対応する。

 なお、ユーザー拠点やデータセンターからクラウドに接続するためのアクセス回線としては、ギャランティ接続、ベストエフォート接続、モバイル接続、M2M接続などが利用可能とした(別途、Master'sONE IP-VPNを契約する必要がある)。

石井 一志