日立INS、QlikView向けのレポーティングツール「NPrinting」を販売

　日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア株式会社（以下、日立INS）は6日、インメモリBIツール「QlikView」向けレポーティングツール「NPrinting」に関する販売代理店契約を、米Vizubiと締結したと発表した。同日より出荷を開始する。価格は、最小構成で121万円（税別）から。

　NPrintingは、QlikTechの連想型インメモリBIプラットフォームであるQlikView向けに開発されているレポーティングツール。ワールドワイドに140社以上の販売パートナーを持ち、1000社以上への販売実績があるという。

　日立INSでは、2009年からQlikViewを販売しているが、QlikViewによる分析結果の参照や、さまざまな形式でのレポート出力について、顧客から要望をもらっていたとのこと。NPrintingを用いると、複数のQlikViewファイルの分析結果を統合し、1つのレポートとして出力できるほか、Microsoft Office形式やHTML、PDFなどのさまざまなフォーマットでレポートを出力できるため、この販売によって顧客のニーズに応えるとした。

　なお今回の契約により、日立INSはNPrintingに関する日本でのマスターリセラーとなり、日本市場においてライセンス販売とテクニカルサポートを行っていくとのこと。同社では、3年後までに150社への導入と、5億円の売り上げを目指すとしている。