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名刺管理サービス「アルテマブルー」、セキュアブラウザ「KAITO」をオプション提供

 キヤノンエスキースシステム株式会社(以下、キヤノンエスキース)は、同社のクラウド型名刺管理サービス「アルテマブルー」において、株式会社ジェーエムエーシステムズ(JMAS)が開発・販売しているセキュアブラウザ「KAITO」を採用し、アルテマブルー対応オプションサービス「KAITO for アルテマブルー」として、2015年1月5日より提供すると発表した。

 アルテマブルーは、名刺を迅速かつ正確にデジタル化し、経営に活用するためのさまざまな機能を実装した名刺管理サービス。従来は個人の管理に委ねられて企業内に分散していた名刺情報を一元管理し、各社員間で共有できるほか、スマートフォンなどのモバイル端末からもアクセスできる特徴を持つ。

 一方のKAITOは、キャッシュ・画面データの保存禁止や接続先サイトの制限などが可能なスマートフォン向けのセキュアブラウザ。オプションとして提供するKAITO for アルテマブルーでもこの特徴を受け継ぎ、スマートデバイスにデータを残さずに利用できるため、端末の紛失や盗難による顧客情報の漏えいを防止できるという。

 またアルテマブルーにアクセス可能なスマートデバイスの制限を実行可能。従来のアルテマブルーの認証に加え、KAITOのライセンスキー認証、クライアント証明書を利用した認証など、多要素認証も行えるとしている。

 価格は1端末あたり500円(税別)で、別途アルテマブルーの利用料金が必要となる。キヤノンエスキースでは、初年度1万デバイスの販売を目標としている。

石井 一志