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アシスト、インメモリ技術を利用した情報活用プラットフォーム「HAYATE」

リアルタイムな情報活用を支援

 株式会社アシストは11日、インメモリ情報活用プラットフォーム「HAYATE」を販売開始すると発表した。日本オラクルの「Oracle Database In-Memory」と、QlikTechの連想型高速インメモリBIプラットフォーム「QlikView」、Information BuildersのオペレーショナルBIプラットフォーム「WebFOCUS EVO」を組み合わせて提供する。価格は個別見積もり。

 「HAYATE」は、Oracle Database In-Memoryオプションにより処理の高速化を実現したOracle Database 12c Enterprise Edition(Oracle Exadataに搭載)と、QlikView、WebFOCUS EVOを組み合わせた情報活用プラットフォーム。インメモリコンピューティング技術によって、情報処理の高速化とリアルタイムな情報活用・分析を支援するとのことで、アシストによる検証では、従来システムでは約3時間かかっていたDWH内にある10億件の販売履歴の分析処理を1/1600に短縮するなど、高い高速性を実現するという。

 価格は、「HAYATE」本体が個別見積もり。「HAYATE構築支援サービスパック」は、Oracle製品関連が2000万円(税別)から、WebFOCUS関連が840万円(税別)から、QlikView関連が350万円(税別)から。「HAYATE運用支援サービス」は、HAYATEコールが200万円(税別)から、アシストあんしんサポート サービスが1000万円(税別)から。

 アシストでは2015年末までに10台を目標として、「HAYATE」の販売を進めるとしている。

【お詫びと訂正】

  • 初出時、QlikView関連の価格を誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。

石井 一志