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ネットギア、最大6台のスタック接続が可能な“レイヤ2+”スイッチ4モデル
(2014/12/12 06:00)
ネットギアジャパン合同会社(ネットギア)は11日、スタッカブルスマートスイッチ「S3300シリーズ」4モデルを同日より販売開始すると発表した。いずれも、24ないし48ポートの1000BASE-Tポートと、4ポートの10Gigabit Ethernet(GbE)アップリンクポートを搭載する。価格は11万円(税別)から。
「S3300シリーズ」は、一般的なレイヤ2スイッチの機能に加えて、スタティックルートを設定できる“レイヤ2+”スイッチ。VLANやポートにIPアドレスを設定し、VLAN間やポート間でIPv4パケットをルーティングすることができる。
インターフェイスは、同時に利用可能な10GBASE-Tポート×2、SFP+スロット×2を全モデルが備えており、10GbEバックボーンを持つエッジスイッチや、10GbEポートを備えたサーバー、ストレージ機器などとの接続を行える。10GbEポートは、同シリーズを最大6台までスタッキングするためのスタック用ポートとしても利用可能。40Gbpsのバックプレーンを持つ、ノンブロッキングな高速ネットワークを構築できるとした。
このほかのネットワーク機能として、レイヤ2/レイヤ3(IPv4/v6)/レイヤ4(TCP/UDP)に対応したACL/QoS、ダイナミックVLAN、マルチキャスト対応(IGMP Snooping/MLD Snooping)、802.1x認証、DHCP Filtering、ポートベースセキュリティなどに対応する。
また、新製品のうち2モデルは全1000BASE-TポートがPOE+給電に対応しており、最大30Wの電力を無線LANアクセスポイントやIPカメラ、IP電話機などへ供給可能。スイッチ全体の供給能力は、1000BASE-T×24ポートの「S3300-28X-PoE+」が195W(RPS外部電源ユニット使用時は740W)、1000BASE-T×48の「S3300-52X-PoE+」が390W(同1440W)となっている。
運用管理はシンプルなWeb GUIから行え、IT専任の管理者がいない中小企業や支社・支店でも、直感的な操作でスイッチを設定・管理できるのも特徴とのこと。ファームウェアのアップデートも、複数台のスイッチを一括管理するユーティリティソフト「Smart Control Center(SCC)」から、まとめて行えるとしている。
価格は、1000BASE-T×24ポートの「S3300-28X」が11万円(税別)、PoEモデルの「S3300-28X-PoE+」が19万円(税別)。1000BASE-T×48の「S3300-52X」が19万円(税別)、PoEモデルの「S3300-52X-PoE+」が33万円(税別)。