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ユニアデックス、企業内環境と複数クラウド環境をセキュアに接続するサービス

 ユニアデックス株式会社は11日、企業内ネットワークと複数のクラウド環境をセキュアなネットワークで接続する「ダイレクトコネクションサービス」を発表した。ユーザー企業自身が回線を敷設することなく、月額課金で容易に利用できるという。提供は同日より開始する。

 「ダイレクトコネクションサービス」は、企業内ネットワークと複数のクラウド環境を閉域網でつなぎあわせ、1つのセキュアなネットワーク環境を構築するソリューション。ユーザー企業は、利用したいクラウドが増えても、クラウドへの接続環境を個々に準備する必要がなくなるため、簡単に複数クラウドとの接続を行えるという。

 閉域網と複数のクラウドとの接続(クラウド接続回線)には、NTTPCコミュニケーションズが構築したIP-VPN(レイヤ3、1Gbps共有型)を採用。また、ユーザー企業の拠点から閉域網への接続(アクセス回線)には、同社の「Master'sONE セキュア・インターネットVPN-HighSpeed」や、NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光ネクスト」を利用できるとした。

 接続可能なクラウドは、まずはAmazon Web Services(AWS)のクラウドサービスで、順次、複数のクラウド環境との接続に対応していく予定。また、日本ユニシスグループのクラウド基盤「U-Cloud IaaS」からも利用できるので、AWSを始めとしたさまざまなクラウドと接続し、ワンストップでハイブリッドクラウド環境を構築できるとしている。

 価格は、アクセス回線として「フレッツ光ネクスト ファミリータイプ」を利用した場合で、月額5万9000円(税別)から。

石井 一志