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BYODを小規模でスタートできる「モバらくだ for スマートデバイス」廉価版

 富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下、FNETS)は4日、BYODを小規模でスタートできる「モバらくだ for スマートデバイス」廉価版を発売した。初期費用が450万円(税別)、月額費用が870円(同)/人。

 モバらくだ for スマートデバイスは、スマートデバイスと社内システムを画面転送技術などで快適につなぎ、利用端末にデータを残さず、安全にBYODを実現するサービス。既存のWebシステムやクラウドサービスに手を加える必要がないため、導入も短期間・低コストで実現できるという。

 従来から販売している標準版はユーザー100人規模からを対象としていたが、今回、10人~90人の規模で利用できる廉価版を提供。廉価版から数千人以上の大規模にも対応する標準版へのアップグレードも可能なので、まずは小規模でスタートし、効果を確認してから部門全体・全社展開することが可能という。

アップグレード例

 価格は、初期費用が450万円(税別)、月額費用が870円(同)/人。FNETSでは標準版と合わせて2017年末までに40億円の売り上げをめざす。

川島 弘之