ノベル、DRアプライアンス「PlateSpin Forge」のエントリーモデル

　ノベル株式会社は26日、ディザスタリカバリ（DR）アプライアンス「PlateSpin Forgeシリーズ」のエントリーモデル「PlateSpin Forge 505」を発表した。5台からのサーバーワークロードに対応しており、小規模環境でのDR対策を支援できるという。市場推定価格は418万8000円からで、販売は同日より開始する。

　PlateSpin Forgeは、想定外のサーバー障害・災害時でも、物理/仮想サーバー双方のワークロードを保護できるアプライアンス製品。作業は数クリックで完了し、最小20分でのリカバリを実現するという。また復旧テストも、安全なサンドボックス環境で生産環境に影響を与えることなく、容易に行えるほか、サーバー移行ソリューションとしても活用できるとしている。

　今回提供されるPlateSpin Forge 505は、小規模でもDR対策を求める中堅企業、大企業の部門システム、支店、工場など、日本の国内企業のニーズに合わせ開発された。機能、パフォーマンスやハードウェアスペックはミッドレンジ製品群の「PlateSpin Forge 500シリーズ」を継承しており、小規模環境で利用実績が多い、ファイルサーバー、Active Directory、SQL Serverを包括的に保護できるとのこと。

　保護対象のワークロード数は最少5台で、追加ライセンスを購入すれば、最大25台まで追加できる。