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dit、クライアントとファイルサーバーの監査証跡を取得・一元管理するソリューション

 株式会社ディアイティ(dit)は26日、クライアントPCの操作ログを監査証跡として取得するソリューション「Log Audit Tracker」において、サーバーの証跡を取得する「Log Audit Tracker Server Edition」を新たにラインアップし、「Log Audit Tracker 監査ソリューション」として提供すると発表した。2015年1月1日より販売開始する。

 新た提供される「Log Audit Tracker Server Edition」は、ファイルサーバーアクセスの証跡やActive Directory(AD)の変更証跡を取得するソフト。Windows Serverに加えて、Linux(Samba)で構築したファイルサーバーや、EMC VNXシリーズ、VNXeシリーズといったNAS製品もサポートし、幅広いファイルサーバーシステムに適応できるという。

 ADについては、ユーザー変更、ポリシー変更の証跡が取得可能で、アクセス環境の変化も見逃さずに対応できるとのこと。さらに、従来のSystem Center Configuration Manager/Operations Manager環境だけでなく、ADのみの環境でも利用できるようになった。

 なお「Log Audit Tracker 監査ソリューション」は、Client EditionとServer Editionが独立して機能するだけでなく、Report Managerを用いて、それぞれが取得した情報を透過的に一元管理できる点も特長。収集されたさまざまなイベントは、Report Managerによってグラフィカルに表示され、「いつ」「誰が」「何に対して」「何をしたか」を容易に追跡できるとしている。

石井 一志